子宮頚管ポリープとは??
分類 【 卵巣・卵管と子宮の病気 】
読み方 【 しきゅうけいけかんぽりーぷ 】
子宮頚管ポリープは、子宮頚管の粘膜から発生したいぼ(ポリープ)が膣腔に向かって垂れ下がるものを言います。
大きさは数ミリから2〜3センチのものが多く、そのすべてが良性のものです。
あらゆる年齢層の女性にみられますが、40〜50代の中高齢者にもっとも多く認められます。
原因
細菌の感染によるものが原因とされていますが、はっきりとした原因はわかっていません。
症状
ポリープの大部分は子宮頚管より膣腔に露出し、赤みをおび、血管が豊富でやわらかいため、ちょっとした刺激で容易に出血します。
そのため多くの症状は、おりものの増量と、少量の出血、性交時の出血がみられます。
治療方法
大きいものでなければ、外来で簡単に除去できます。
症状がないからといって放っておくと、いずれ症状がでてきますので摘出しておくのが安心です。
また、中にはポリープ状の頚がんがありますので、摘出したポリープを病理組織的検査をしてもらいましょう。