赤痢の症状・原因・治療方法

赤痢とは??

分類   【 主な感染症・伝染病 】

読み方  【 せきり 】

赤痢は、赤痢菌が糞尿などから食物や水などを経口感染によっておこる病気です。

最近では85%以上が海外旅行で感染してくるもので、国内感染はますます減少傾向にあります。

原因

原因となる赤痢菌は大便中に排泄されますが、衛生状態が不十分な国の場合、便中の菌が生野菜や生の果物、生水、魚などに汚染して、それを食べることが主な原因となります。

現在では少なくなった国内感染ですが、以前調理人が保菌者で、煮物や刺身などに感染したものを旅行者が食べたことによる集団赤痢があったという実例もあります。

症状

典型的な症状として、38〜39度の発熱があらわれ、2〜3日で下がります。

続いて膿、粘液、血が混じったような下痢や腹痛があらわれるようになります。
適切な治療を行わなければ、下痢が1週間以上も続くことになりますので注意しましょう。

中にはこれらの症状がほとんどない場合もありますが、このような人の場合には症状に気付かないうちに赤痢にかかっているので、集団感染の原因になるものと考えられています。

治療方法

抗菌薬を5日間服用し、治療後に再度、便培養を行い、除菌を確認します。

薬物療法でも症状がある場合は、保健所により、蔓延防止のために入院の勧告あるいは措置が行われ、指定医療機関における入院治療が行われるようになります。